公立藤岡総合病院
今年度職場体験セミナーには、10名の医学部医学科を目指す高校生の皆さんに参加していただきました。
病院概要の説明に続き、院内視察、実技研修などを体験していただき、その後研修医の先生方と懇談をしていただきました。高校生の皆さんからは、医師という職業の理解が進み、医学部への進学希望が強くなった、そして地域医療へ貢献したいという気持ちが強くなったなどと感想をいただきました。
当院は藤岡医療圏はもちろん高崎・埼玉県北部を含めた生活圏の中核病院としての役割を担っております。特に救急医療や高度専門医療など5疾病5事業を中心に地域に密着した急性期医療を提供しております。そして、地域住民の健康を守り、生命を守り、住民が病気になっても安心して暮らせる社会を作ることに、医療面から貢献しています。
少子高齢社会を迎え、地域から求められるニーズに応えられるように、新病院では医師はじめ医療職の人材確保や最新医療機器を整備するなど、安全で良質な医療提供体制の構築に取り組んできました。また今後、卒後臨床研修評価機構や日本医療機能評価機構の外部評価を受審する予定です。さらに改善を図りながら医療機能や医療サービスの質を高めていきたいと思います。
今年度は入院棟と附属外来センターを再統合後、新病院となって初めて高校生の職場体験セミナーを受け入れました。高校生の皆さんには新しい病院で、最新の設備や機能を体験していただきました。また研修医はじめ当院職員は新人育成に力を入れていることも実感できたと思います。当院は今後も、皆さんが医師になり、地域医療に貢献したいという夢を実現できる病院にしていきたいと思っております。
医師を目指す高校生の皆さんも志を貫き、未来に向かって力強く進んでいくことを期待します。皆さんの健闘を祈り、皆さんとまた会える時を楽しみにしております。
平成30年12月17日
