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医師を目指す方へのメッセージ

渋川医療センター

渋川医療センター

 国立病院機構渋川医療センターは、平成28年4月に国立病院機構西群馬病院と渋川市立渋川総合病院とが統合して誕生した新しい450床の総合病院です。平成29年度から基幹型臨床研修指定病院として初期臨床研修医を迎えて、比較的自由度の高い初期臨床研修プログラムを組んで良医の育成に力を注いでいます。また、群馬大学医学部生の学外実習も引き受けており毎年10数名の5、6年生を指導しています。平成29年度から群馬県地域医療支援センターの活動に参加させてもらい「数日型地域医療体験セミナーin群馬」の「渋川医療センター・選べる診療科体験コース」を企画させてもらうようになってから今年で2年目になりました。平成30年度は、春休みと夏休みの2回のセミナーに各々定員2名なので計4名の医学生(医学科1年生2名、2年生2名)が参加してくれました。2日間にわたる体験コースに、呼吸器内科、消化器内科、血液内科、総合診療内科、放射線診断科、放射線治療科、緩和ケア科の8つの内科系診療科と、同じく呼吸器外科、消化器外科、乳腺甲状腺外科、整形外科、泌尿器科、脳神経外科、皮膚科、麻酔科の8つの外科系診療科から2日間で5つの診療科を各自が希望で自由に選択して実習できるというスケジュールになっていますから、皆さん各診療科毎に2時間程の体験実習を思い思いに受けていました。また研修医とのみじっくり話す機会も設けていますので、皆さんの聞きたいことが遠慮無く聞けます。それから昼食は病院長や研修センター幹部に研修医と談笑しながら取るようにしてもらいますし、夜はシャワー付き個室当直室での当直体験もしてもらい病院食も賞味してもらっています。そして2日目の最後に修了証を院長から授与され、みんなで記念写真を撮って実習は終了となります。皆さん貴重な体験をすることができ、将来の進路選択の参考になるような体験セミナーだったと評判です。群馬大学から車で23分という便利な場所にある当院での地域医療体験セミナーに、是非参加していただければと思います。参考までに当院ホームページには、個別に実習を希望される医学生さん向けの案内が掲載されています。

副院長: 蒔田 富士雄

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