26-1 循環器専門医、日本心血管インターベンション治療学会 認定医・専門医、核医学専門医、糖尿病専門医キャリアパス
群馬県立心臓血管センター:Director; 星崎 洋

キャリアパス概要

「循環器専門医」、「日本心血管インターベンション治療学会 認定医・専門医」、「核医学専門医」、「糖尿病専門医」を取得し、 循環器内科医として、地域に貢献することのできる医師の養成を目指します。

キャリアパス到達目標

・臨床医に必要な3つの力、CCC:Clinical Skill 【S】Clinical Research Mind 【R】Character 【C】
循環器内科医として地域の中心となり活躍できる。【S】【R】【C】
新しい知見や技術を積極的に取り入れ、質の高い医療を提供できる。【S】【R】
自らの診療を科学的・客観的に評価し、診療内容の向上に取り組むとともに、疑問が生じた際に適切に解決できる能力を身につける。【S】【R】【C】
循環器内科医として、患者を尊重し多職種と連携して、求められる医療を提供できる。【S】【C】

取得を目指す資格の詳細

日本内科学会認定医

初期臨床研修2年間+日本内科学会が定める教育病院または教育関連病院での内科後期臨床研修1年間(計3年以上)

日本循環器学会専門医

1. 内科認定医または総合内科専門医であること。
2. 医師免許取得後、6年以上の研修歴があること。かつ、学会指定の研修施設で3年以上の研修歴があること
  (研修関連施設での研修期間は、1/2として計算する)。
3. AHA ACLSプロバイダーコース、または、AHA ACLSインストラクターコースを受講していること。

日本心血管インターベンション治療学会 認定医・専門医(CVIT)

A.認定医
1. 学会が指定する研修施設または研修関連施設に所属している場合は、200例以上の心血管カテーテル治療の経験があること。
  但し、100例以上の冠動脈形成術の治療経験を必須とする。
  (カテーテル治療とは、冠動脈形成術、末梢血管形成術、心臓および大血管インターベンション、およびアブレーション)
2. 学会が指定する研修施設または研修関連施設に所属していない場合は、専門医の指導を受け、300例以上の心血管カテーテル治療の指導を受けたもの。但し、150例以上の冠動脈形成術の治療指導を受けることを必須とする。
B.専門医 
1. 認定医の資格取得後、3年以上研修施設または研修関連施設に従事していること。
2. 循環器専門医の資格を持つこと。
3. 認定医取得後、カテーテル治療の術者として、500例以上の経験があること。但し、300例以上の冠動脈形成術の治療経験を必須とする。
4. 筆記試験と実技評価の合格者が、専門医と認定される。

日本核医学学会専門医

1. 医師としての臨床経験が初期臨床研修期間の2年間を含んで6年以上あること。
2. 日本核医学学会の定める教育病院において、指導担当医の指導で、核医学診療ならびに放射性物質安全取り扱いの基礎事項の研修歴が5年以上あること。

日本糖尿病学会糖尿病専門医

1. 内科認定医であること。
2. 日本糖尿病学会会員歴3年以上であること。
3. 認定教育施設で3年以上の研修歴(認定教育施設2年+関連施設2年以上)があること。

病院・施設一覧(順不同)

中毛地域
県立心臓血管センター
西毛地域
東毛地域
エリアマップ

キャリアパス・コース

コース図

先輩の声

循環器内科全般(虚血、不整脈、心不全、核医学、心臓リハビリテーション)はもとより、 心臓血管外科とも垣根がなく、ステントグラフト内挿術の資格も取得可能です。

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