◎責任者からのコメント

当院は2018年に、群馬県の県庁所在地前橋の南に位置する3万坪の敷地と二つのヘリポートを備える新病院に移転しました。高度救命救急センター48床、ICU24床を持ち、ドクヘリ、ドクターカーの運用と年約5,000台の救急車の受け入れをしている総合病院です。救急はもちろん、地域に根ざしながらも高度な医療を行うべく31科の診療科が日常診療をしています。当院の研修プログラムは、最初に内科（内科8科から選択）を1ヶ月研修した後、上半期以内を目途に救急外来対応オリエンテーションを目的に2週間の救急科選択研修期間を設け、日当直に慣れていただくようにしています。メンターの先生方から指導を受けつつ、選択期間を有効に使って有意義な研修をしていただきたいと思います。例年約半数の方が県外から研修に入りますが、先輩後輩同僚で計30名弱の“強い味方”ができます。
興味のある方は、まずは当院の活気ある臨床現場をその目で見学に来てください。お待ちしています。

◎病院PR

当院は、赤十字の理念である「人道・博愛・奉仕」の下に設立され、地域の中核医療機関として、高度救命救急センター、地域医療支援病院、エイズ医療拠点病院などの指定や承認を受けている。高度救命救急センターは、県内全域を対象とした第3次救急医療施設であり、2009年2月より、ドクターヘリも導入されている。最新の医療設備を備え、高度の医療技術を有する専任の医師と看護師などによる医療スタッフが、24時間体制で数多くの救急患者を受け入れている。2013年3月にはISO9001認証取得をした。また、地域医療支援病院としてほかの医療機関から紹介された急性期の患者へ高度な医療を提供する役割を担っている。安全で良質の医療を提供するため、NST（栄養管理チーム）、ICT（感染管理チーム）、緩和ケア（緩和支援チーム）、クリニカルパス、医療の質管理（QMS）など、組織横断的なチーム活動を推進している。

「ここで2年間研修したから3年目以降も大丈夫」。当院は研修を終えた時にそう思える病院です。月4回ある当直では、commonな疾患から重症な多発外傷まで数多くの症例を診ることができます。研修医は初療を任され、自分で鑑別を考え、適切な検査を行っていくことが求められます。もちろん、必ず上級医が付き、分からなければ方針を一緒に考えてくれたり、診療を勧めていく上での知識を授けてくれたりと全力でバックアップをしてくれます。日々の病棟業務でも手技や急患に積極的に呼んでもらえ、一からしっかり指導を受けることができます。
また研修医室が完備され、研修医同士で症例の相談ができたり、忙しい当直明けには帰れたりとメリハリもしっかりしています。
研修医の雰囲気としては家庭があったり、出産があったりとプライベートをしっかり持っている方もいれば、やりたいことを見つけて病院に泊まり込む勢いでバリバリ頑張っている方もいたりと本当に千差万別です。いろいろな考え方があり、どのような働き方をしていても医師としての礎をしっかりとつくれる病院だと胸を張ってお勧めできます。病院自体は田んぼのど真ん中にあって驚くかもしれませんが、ふとした時に眺める景色は絶景ですので、ぜひ一度見学に来てみてください。研修医一同お待ちしております。