日高病院 総合診療専門医キャリアパス Director ; 石山延吉

新しい専門医制度で総合診療科(医)は基本領域として確立されました。この領域は、超高齢社会、少子核家族社会にあっては今までにない地域医療医の担い手として期待されています。 このキャリアパスは、「かかりつけ医」の役割を担う医師を目指す地域総合診療医コースと、地域中核病院などで「総合診療」を担う病院総合診療医コースの2つを設定しています。 いずれのコースも、他の領域の専門医、かかりつけ医、歯科医師、医療や健康に関わるその他職種等と連携し、時にリーダーシップを発揮して、多様な医療サービスの提供や提案ができる医師を目指します。
・臨床医に必要な3つの力、CCC:Clinical Skill 【S】Clinical Research Mind 【R】Character 【C】

地域の医療・介護・福祉・保健活動を支えることができる。

救急医療の初期対応能力を身につけ総合病院への橋渡し役を担うことができる。

病院内や地域でのチーム医療を実践し包括的な医療を提供できる。

医療に限らず介護、福祉などに係わる知見や技術を学び、医療現場に実践的に提供できる。

様々な場面でリーダーシップが発揮できるよう、スタッフや患者、家族から信頼される人物像を目指す。

《基本領域専門医》

  • 総合診療専門医 
  • 病院総合診療専門医

専門研修期間

中毛地域
C 群馬大学医学部附属病院
西毛地域
B 日高病院
北毛地域
A 原町赤十字病院
特定病院以外
群馬県・平成日高クリニック
2018年度に開始された新専門医制度のなかで、19の基本領域の1つに位置づけられています。 この診療領域は、少子超高齢社会の中にあって従来の家庭医、プライマリ医あるいは地域中核医療機関の総合診療医の役割を担う重要な領域です。 地域のかかりつけ医(地域総合診療医コース)あるいは地域中核医療機関の総合診療医(地域中核病院総合診療医コース)を目指し、基幹施設および連携施設での3年間の専門研修を経て専門医試験を受け、専門医の資格を取得することになります。

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