群馬大学医学部附属病院 小児科専門医キャリアパス Director ; 滝沢琢己

小児科疾患の診療を、関連施設、大学病院および県立小児医療センターで研修し、小児科専門医を取得します。小児科専門医取得後は、各人の希望により、新生児、アレルギー、血液、内分泌、神経、循環器、腎臓、消化器等のサブスペシャルティを決め、分野により研修病院を選択し研修を積むことにより、各分野の専門医、さらには指導医を取得することが可能です。また、臨床研究論文の作成や学位の取得を目指して、大学院への進学等を選択することができます。
・臨床医に必要な3つの力、CCC:Clinical Skill 【S】Clinical Research Mind 【R】Character 【C】

小児科医として標準的な診療能力を身につけ、小児科専門医として地域の中心として活躍できる。

新しい知見や技術を積極的に取り入れ、質の高い小児医療を提供できる。

自らの診療を科学的・客観的に評価し、診療内容の向上に取り組む。

診療での疑問点の解明のため臨床研究を行い、得られた知見を学会等で発表する。

小児科医として、患者を尊重し、他職種と連携し、求められる医療を提供できる。

《基本領域専門医》

  • 小児科専門医

《サブスペシャルティ領域専門医》

  • 小児血液・がん専門医 
  • 周産期専門医(新生児) 
  • 小児循環器専門医 
  • 小児神経専門医 
  • 臨床遺伝専門医 
  • てんかん専門医 
  • 循環器専門医 
  • 不整脈専門医 
  • 周術期経食道心エコー認定医 
  • 胎児心エコー図認証医 
  • SHD(構造的心疾患)心エコー図認証医 
  • 経皮的心房中隔閉鎖術術者 
  • 経皮的動脈管開存閉鎖術術者 
  • 新生児蘇生法(NCPR)インストラクター 
  • 内分泌代謝科(小児科)専門医 
  • 糖尿病専門医(小児科領域)
  • 腎臓専門医
  • 透析専門医 
  • アレルギー専門医
  • 小児栄養消化器肝臓認定医
  • 消化器病専門医
  • 消化器内視鏡専門医

専門研修期間

中毛地域
A 前橋協立病院
B 前橋赤十字病院 群馬中央病院 伊勢崎市民病院
C 群馬大学医学部附属病院
西毛地域
B 高崎総合医療センター 公立藤岡総合病院 公立富岡総合病院
北毛地域
A 県立小児医療センター
B 利根中央病院
東毛地域
B 桐生厚生総合病院
特定病院以外
埼玉県・深谷赤十字病院

地域医療実践期間

中毛地域
A 前橋協立病院
B 前橋赤十字病院 群馬中央病院 伊勢崎市民病院
C 群馬大学医学部附属病院
西毛地域
A 下仁田厚生病院
B 高崎総合医療センター 公立藤岡総合病院 公立富岡総合病院
北毛地域
A 県立小児医療センター 原町赤十字病院
B 利根中央病院
東毛地域
A 本島総合病院
B 桐生厚生総合病院 公立館林厚生病院
病院診療リーダーコース
今年大学病院勤務となり、各分野を専門とする先生方に接する機会も増え、教えてもらえる内容も人脈も広がり、自分の将来を考える上で、恵まれた環境にいると実感します。 教授をはじめ先生方、秘書さんたち、メディカルスタッフの方々の温かい御理解・御支援、育児サポートをしてくれる両親と夫と子どもたちの理解に支えられて小児医療に従事できることを感謝致します。
専門診療・リサーチリーダーコース
将来像は描きつつも、まずは目の前にある仕事に全力を尽くし、一方でサブスペシャルティの選択や研究など、自分の希望した興味のあることに可能な範囲で関わっていくことが後期専門研修医である現在の自分にとってベストではないかと考えています。 子育てをしている女性医師も、周囲には様々なサポート体制が充実しています。ほんの少しの勇気と努力があれば、結果的にご自身の長い将来に役立つキャリアアップにつながると思います。

ページTOPへ