群馬大学医学部附属病院 耳鼻咽喉科専門医キャリアパス Director ; 近松一朗

耳、鼻・副鼻腔、口腔、咽頭、喉頭、気管、食道、唾液腺・甲状腺などの頭頸部領域の病気をはじめとして、アレルギー、めまい、顔面麻痺、いびき、音声と嚥下の異常などについて、専門的な知識と技術をもって適切な医療を提供し、地域に貢献することのできる医師を養成します。
・臨床医に必要な3つの力、CCC:Clinical Skill 【S】Clinical Research Mind 【R】Character 【C】

一般耳鼻咽喉科医療の標準的な診療能力を身につけ、耳鼻咽喉科専門医として地域の中心となり活躍できる。

患者・家族のニーズを身体・心理・社会的側面から把握し医師・患者・家族がともに納得できる医療を行うためのインフォームド・コンセントを実施できる。

患者の問題を把握して、問題対応型の思考を行い生涯にわたる自己学習の習慣を身につける。

医療の持つ社会的側面の重要性を理解し、社会に貢献できるために医の倫理や生命倫理について理解し、適切に行動できる。

《基本領域専門医》

  • 耳鼻咽喉科専門医

《サブスペシャルティ領域専門医》

  • 頭頸部がん専門医
  • 気管食道科専門医
  • アレルギー専門医

専門研修期間

中毛地域
B 前橋赤十字病院 群馬中央病院 伊勢崎市民病院
C 群馬大学医学部附属病院
西毛地域
B 高崎総合医療センター 公立富岡総合病院
東毛地域
B 公立館林厚生病院
特定病院以外
東京都・東京医科大学病院 厚生中央病院

地域医療実践期間

中毛地域
B 前橋赤十字病院 群馬中央病院 伊勢崎市民病院
C 群馬大学医学部附属病院
西毛地域
B 高崎総合医療センター 公立富岡総合病院 公立藤岡総合病院
東毛地域
A 県立がんセンター
B 公立館林厚生病院 桐生厚生総合病院
病院診療リーダーコース
井田翔太‖平成24年卒
私は地元である群馬県の医療への貢献を目標に掲げ、現在は群馬大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科に所属し、日々臨床に取り組んでいます。中でも頭頸部癌の診断・治療を専門に勉強をしています。頭頸部癌は悪性腫瘍の約5%と頻度の高い疾患とは言えませんが、地域=群馬で標準的治療を提供できることが必要であり、僕の医師としての目標でもあります。当科にはその他にも耳科学や鼻科学等の専門領域があり、皆さんの活躍の場がたくさんあります。皆さんと一緒に働ける日が来るのを心待ちにしています。
専門診療・リサーチリーダーコース
川崎裕正‖平成27年卒
耳鼻咽喉科は字のごとく耳、鼻、咽頭の疾患を専門にしています。感覚器の観点からみると聴覚、嗅覚、味覚、平衝覚、音声、嚥下などを扱っています。当然耳鼻咽喉科医を名乗る上でこれらを満遍なく診療しておりますが、その中でも特化して専門を深く追求する楽しみも味わうことができます。また、外来で行う処置や若手が執刀できる術式も多く、毎日充実した日々を過ごしています。ぜひ一度見学や実習に来ていただけることを当科一同楽しみにしています。

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