原町赤十字病院
病院ホームページグループA 公的病院
指定医療機関災害拠点病院/臨床病理検討
管理者竹澤 二郎
所在地377-0882 吾妻郡東吾妻町原町698
診療科目
内科/糖尿病内分泌内科/呼吸器外科/外科/精神科/小児科/皮膚科/泌尿器科/婦人科/眼科/耳鼻咽喉科/リハビリテーション科/放射線科/麻酔科/消化器科/循環器科/脳神経外科/整形外科
病床
一般病床:176床/療養病床:19床/感染症病床:4床/合計:199床(2019年度)
1日平均患者数
一般病床:166.8人/療養病床:24.3人/外来:340.6人(2018年度)
医師数(人)
- 総数常勤18
- 臨床研修指導医7
- 総合内科専門医5
- 外科専門医4
- 整形外科専門医2
- 小児科専門医2.4
- 肝臓専門医3
- 内分泌代謝科専門医1.1
- 呼吸器専門医0.2
- 呼吸器外科専門医(呼吸器外科学会)0.1
- 乳腺専門医1
- 消化器外科専門医2
- 消化器病専門医9
- 消化器内視鏡専門医6
- 産婦人科専門医0.4
- 眼科専門医0.6
- 脳神経外科専門医0.2
- 耳鼻咽喉科専門医0.6
- 泌尿器科専門医0.3
- 皮膚科専門医0.4
- 麻酔科専門医1.1
- 病理専門医0.1
2019年10月現在
◎病院PR
内田信之 副院長兼第一外科部長
原町赤十字病院には二つの大きな特徴があります。
まず一つは、群馬県の約20%という広大な面積をもつ吾妻地域の中核病院であり、吾妻地区の関所のような役割を担う病院であることです。そのため当院では、バラエティに富んだ様々な症例を、バランスよく経験することが可能です。
もう一つの特徴はチーム医療がとても盛んなことです。感染、緩和医療、NST、糖尿病、化学療法、褥瘡、ストーマ、クリニカルパスなど多くの委員会が存在し、様々な職種の多くの職員が参加しています。どの分野も群馬県内でトップクラスの活動をしています。最近は吾妻地域の他の医療機関とも連携をとりながら、吾妻地域全体でのチーム医療活動も積極的に行っています。
◎Q&A
Q:大学病院と原町赤十字病院での研修の違いは何ですか?
A:大学病院の研修は診療科も多く、選択の幅が広いことが挙げられます。また重粒子線治療もはじめ、最先端医療に触れることができるでしょう。一方当院は内科/外科/整形外科/麻酔科/皮膚科/小児科の常勤医はいますが、産婦人科、眼科や耳鼻咽喉科を志す方には常勤医不在のため不向きかもしれません。しかしながら各科の標準的/専門的治療はもちろん、研修医が少ないので積極的な手技参加も可能です。手術件数も多いため、積極的な手術参加も可能です。また、地域中核病院であるため救急患者も多く、幅広い疾患に対する対応や治療も経験/習得できます。
Q:原町赤十字病院の研修プログラムの魅力を教えてください。
A:研修医が少ないので、各科指導医の先生が研修医一人一人をきめ細かくサポートできます。また各科の垣根が低いので、診療科を超えて質問しやすい環境が整っています。研修環境は非常に整っています。あとは皆さん次第です。原町の地で、皆さんと働ける日を楽しみにしています。 平成23年卒 外科医師 中澤 信博(平成26年度在籍)
◎研修医の受け入れの有無:有
◎受け入れている研修医の数
2019年度 2年次16名(協力型として地域医療研修4W受入)
2018年度 2年次22名(協力型として地域医療研修4W受入)
◎研修医のための宿舎及び研修医室の有無:研修医の宿舎:有(単身用:2戸/研修医室:有(1室)
◎図書、雑誌、インターネット等が利用できる環境及び医学教育用機材の整備状況
図書室の有無と利用可能時間 有 0:00-24:00
文献データベース等の利用環境 Medline等の文献データベース:有(メディカルオンライン、MEDLINE with Full Text)/教育用コンテンツ:有(DynaMed 臨床EBMサポートツール)/医学教育用シミュレータの有無:無
◎病院食堂の有無:有
◎責任者からのコメント
原町赤十字病院は吾妻郡の人口5万4000人の健康と医療を担う地域中核病院です。 プライマリケアから、がん診療、在宅医療まであらゆる患者に対応しています。 特に医学生や、研修医の先生方へのお勧めは、プライマリケアを必要とする患者を多数経験できること、総合診療的で、実践的な臨床能力の高い指導医のもとで研修できる。内科、消化器病、消化器内視鏡、肝臓、内分泌代謝、外科、各がん治療、整形外科、麻酔科認定施設になっており、認定医、専門医の資格取得できる指導教育体制も整っています。また都会の大病院ではできない緩和医療・訪問診療による在宅医療・在宅看取りも経験できます。ぜひ地域医療を経験してから、専門医療の研修をされることをお勧めします。
私は群馬大学で研修後、県内の病院に勤務し、現在の病院では研修の指導も行っています。当院の特徴としてはプライマリケアや総合診療、地域医療も経験できるのはもちろんですが、救急・オペ・内視鏡・血管造影といったある程度専門性の高い経験もできることだと思います。常勤医のいる科が少ないため、専門的なことは限られますが、認定施設となっている分野は多く、幅広く経験ができます。多くの症例を経験したい、CVカテーテル挿入などの手技を多く経験したい、地域医療を経験したいという人に向いていると思われます。また、研究日もあるので、研究や発表の準備をしたり、他施設に行って勉強することも可能で、そのおかげで自分も学位をとることができました。